大谷選手は誰も成し遂げたことがないホームラン50本•盗塁50の50-50の偉業を達成した。なぜそんなことができるのかその理由を探る。
ホームランが打てる理由①
大谷選手はバレルと呼ばれるものがMLBで1番である。
バレルとは、打球速度と角度が理想的な数値内に入っていて長打やホームランになる可能性が高い打球のこと。例えば打球速度160キロの場合、角度は24~33度の間が長打やホームランになる可能性が高く、170キロであれば18~38度、180キロであれば10~45度と打球速度が上がるにつれ範囲も広がっていきます。
大谷選手のように186キロ以上の打球速度なら、その範囲は8度から50度。つまり広い範囲でホームランの可能性が見込まれるということです。
ホームランが打てる理由②
大谷選手はとにかくスイングスピードが速い。スイングスピードが速いと、ギリギリまでボールを呼び込むことができ、様々な変化球に対応することができる。したがって、打率も上がるし打てないボールは自分で見極めることができる。
ホームランが打てる理由③
大谷選手は、身長:193cm、 体重:95kgと海外の選手にも引けを取らない体。大谷選手はこの体作りに特にこだわっている様子が伺える。
SNSにトレーニング風景が上がっていましたが、デッドリフトは、成人男性の平均が約66キロ、成人女性では約30キロとなっていますがデッドリフトで225kgを軽く持ち上げている。信じられない重さです。ラグビーの日本代表が、『フィジカルで言い訳をしない』と、ハードなトレーニングをやっていましたが、大谷選手にもその気持ちがあると思います。
技術だけでなくこのように土台ができているからこそホームランを打つことができる。
まとめ①〜③
まとめると、
- ホームランになる確率が高くなるバレルゾーンの範囲が広い
- スイングスピードが速いため打てる球を判断できる
- 技術を体現できる土台の体づくり
この3つが個人的に大きいと考える。
盗塁数の多さについて
今年はバッティングに加えて盗塁の方にも力を入れている。その一つの要因としては、二刀流ではなくバッティング一本に専念しているからと考えられる。
下半身の強化
大谷選手はキャンプの時から盗塁数を増やすことを意識してトレーニングしていた。「1080スプリント」という機器を使ってトレーニングをした。腰付近に紐のついたベルトを巻いてショートダッシュを繰り返した。ダッシュ後はトレーナーの持つタブレット端末を確認。同製品のホームページによると、「1080スプリント」は負荷をかけてスピード、加速度などを測定する器具という。
このように勝利のためには準備を怠らない姿勢が今期の活躍に結びついているのかもしれない。
総括
大谷選手は技術だけでなく、そのための体作りから現状に満足せずに謙虚に追い込んだ結果今の成績を残しているのではないかと考える。
大谷選手のようになりたいなら、偉業ばかりを見るのではなくその裏でどんな準備をしているのかなど調べることが重要である。
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/3e401ecd6009602567b680b396fca9bc66641bd8
引用https://www.news-postseven.com/archives/20210721_1677468.html?DETAIL
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